平成3年、総合的な環境管理の在り方をまとめ、富士・愛鷹山麓地域環境管理計画を策定しました。 この際、富士山麓の特性を踏まえ、地下水量の変化、治水安全度、生態系の変化、大気への影響、景観の5項目、特に治水安全度の面から森林伐開を伴う開発の上限を250haと定めました。 令和元年度調査において航空写真から算出した結果、再造林中の森林も含まれてしまいますが、計画策定時点から最大285haの森林が減少していることがわかりました。また、現在も毎年数haの森林が林業以外の用途にて伐開されていることから、そう遠くない将来に取り返しのつかない段階に達する恐れが強くあります。 このため、森林伐採を伴う開発の適正化を目指し、森林喪失影響評価を義務付ける条例を制定しました。 本条例は、令和2年10月5日に成立し、令和3年4月1日の施行となっています。
詳細は環境総務課までお問い合わせください。 電話:55-2902 電子メール:ka-kankyousoumu@div.city.fuji.shizuoka.jp
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